多機能チャート

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その他の機能

シミュレーション

テクニカルチャートを用いた売買シミュレートを行い、結果を表示することができます。

1.使い方

ヘッダの「シミュレーション」にチェックを入れると、シミュレーションチャートとシミュレーション設定が表示されます。
シミュレーション設定に表示されるのは、現在表示中のチャートで条件が設定できるものとなり、買い・売りに分けて入力することが可能です。
設定した値でシミュレーションを行う場合、「有効」をチェックします。
ほか、詳細設定に「タイムマシン」「シミュレーション」という項目が追加表示されます。
詳細設定では、利益確定ライン(%)と損切りのライン(%)をそれぞれ設定できます。
この値が0の場合は、ポジションを解消する売買(手仕舞い)を行いません。

「タイムマシン」については、[ タイムマシン ]についてをお読みください。

2.ルール

売買を行うタイミングは、シグナルが出た日(足)の翌日寄り付き(次の足の始値)となります。
複数の買い条件、売り条件を指定した場合は、全ての指標が同時にシグナルが立った時点で売買を行います。
利益確定・損切りのラインを設定しているときは、利益や損失が条件を満たしたときに手仕舞いをおこない、ポジションを0とします。
ただし、手仕舞いしようとしたポジションと同じ方向のシグナルが出ている場合、利益確定・損切りは行われません。

3.シグナル

シミュレーションチャート上に表示される▲マークがシグナルです。

濃い赤の ポジションを取る買い
濃い青の ポジションを取る売り
薄い赤の ポジションを解消する買い(手仕舞いの買い)
薄い青の ポジションを解消する売り(手仕舞いの売り)

4.チャートライン

シミュレーション設定を有効にすると、チャート上に複数のラインを表示します。

緑色 銘柄の期間騰落率です。チャートの左端の時点で買い、持ち続けた場合のパフォーマンスに相当します。
赤色 買いのみを行なった場合のパフォーマンスです。
青色 売りのみを行なった場合のパフォーマンスです。
ピンク色 売り買いの両方を行なった場合のパフォーマンスです。

タイムマシン

タイムマシンとは、現在発生している売買シグナルと同じシグナルが過去に発生した時に実際起こった値動きを、株価の将来部分に投影したラインが表示される機能です。

1.タイムマシンの表示条件

タイムマシンはシミュレーションで、直近のローソク足に「買い」または「売り」のシグナルが発生している場合に表示されます。
使い方例はこちらをご覧ください。

タイムマシン株価

タイムマシン株価は、過去と同じシグナルが出た際の、各シグナル発生後から反対シグナル発生までの株価の動きを細線で描画します。
株価は各日の寄付きの株価を使用し、ラインの起点が直近の足との連続性を保つように基準化されています。
太線はタイムマシン株価の平均値です。ただし、タイムマシン株価が2本未満のケースでは平均値は計算されません。
なお、過去にシグナルが発生していても、その後反対シグナルが発生していないケースは対象外として表示されません。

タイムマシン平均

タイムマシン株価の勝率や平均収益(太線)をシグナル発生後の日数(投資期間)ごとに計算したものを表示します。例えば、勝率で2/3となっている場合は、3回中2回利益が出たことを表します。

タイムマシン期間

タイムマシンの表示期間を変更できます。ただし、反対売買のシグナルが発生している場合、発生した時点までしか表示されません。

シミュレーション設定

現在、タイムマシン機能が表示されている(シグナルが発生している)テクニカル指標と条件が表示されます。

2.使い方(例)

テクニカル・サーチにおいて、売買シグナルが出ている銘柄を検索し、その結果から銘柄を選択しテクニカル分析画面を表示させます。
テクニカル分析画面の「現在のステータス」が「買いゾーン」・「売りゾーン」になっている項目のパフォーマンス値をクリックすると多機能チャートに遷移しタイムマシンが表示されます。
ただし、テクニカル分析は前日終値で算出しているため、現在値でシグナルが消滅している場合はタイムマシンは表示されません。

3.テクニカル分析画面

最適シミュレーション

多機能チャートの「シミュレーション」機能は、テクニカルチャートを用いた売買シミュレートを行い、結果を表示することができます。
中でも「最適シミュレーション」は、過去2年の売買シミュレーション(日足)結果の中で、最も通算パフォーマンスの良かったパターンを自動選択して表示します。
なお、最適シミュレーションの分析対象は株式銘柄のみとなっております。また、回帰トレンドは対象外としております。

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